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アサシンの英雄一覧 セレスチアル アタリア/ジャスティスブレード カタストロフ ザラス/クロノメア ルクレティア/憎悪の魔女 ブライト王国 セイン/隻腕の剣聖 セシリア/粛清の修女 オスカー/隠刃の執事 ヴェルディア連盟 キャット/キラーファントム ラーク/森の小腕白 グレイヴボーン ナーラ/ネザーリッパー グリード/グレイヴウォーカー ボイドビジター エツィオ・アウディトーレ/フィレンツェの鷹 プリンス・オブ・ペルシャ/砂の武者
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「あぇっ……――」 鮮血の匂いと、それが飛散する音とが、路地裏で噴射された。 一人の男の首筋の血管が、鋭い刃に引きちぎられるように切断される。 不意を突くように背後から襲われたその男に、一片たりとも恐怖はなく、残ったのは即死を免れた数十秒の後悔だった。 彼が殺された理由はただ一つ。 聖杯戦争のマスターだったからだ。 その男が、この聖杯戦争にいかなるスタンスで参戦したのかはわからない。 しかし、聖杯戦争に招かれた時点で、過半数は幸せな未来を勝ち取る事は出来ない運命に巻き込まれるのである。 この男の未来はここで途絶えた。 命が燃え尽きる時にまで何かを望むような男ではなかったのだろう――痛みの中でもどこか安らかに眠りに堕ちようとしていた。 その男は、その生涯を終え、死人となる。 「まず一人」 気配を殺して、男の背後に現れ、その男の首筋を切り裂いたのは、『暗殺者』のサーヴァントであった。 そのクラス特性を最大限利用した戦法であると言えよう。 青いメッシュの入った長い茶髪と、のっぺりした中年間近の顔立ちが、そのアサシンの特徴だった。 その年齢不相応な外見と黒いレザージャケットは、確かに街中を歩けばそれなりに目立つだろうが、サーヴァントとしては取り立てて個性に満ちた外見でもない。 元々、日本人だったので、平然と東京の街を歩いても、大人しくしていれば、多少個性的に見られても、そこまで注目を浴びる方でもないのだろう。 確かに、目立つといっても、都内で一日中電車に乗っていれば、二、三人は見かける変人ほどではない。 「フンッ」 彼の本当の名は、大道克己。 知る人ぞ知る、テロリスト集団のリーダーであった。 日本の地方都市を狙い、タワーを占拠した逸話が最も有名な活躍であり、それ以外では傭兵としての活躍が世界的であった。 一般人にこそ知られておらずとも、その世界の重鎮・要人ならば確実に知っている類の人間だ。雇う側としても、狙われる側としても……。 かつて占拠したのは、東京スカイツリーほどの規模の物ではなかったが、それでもその都市のシンボルとしては有名なタワーであった事や、国内でも注目を浴びる都市であった事もあり、その知名度は上がった方だろう。 その目的も又、ある種、特殊な思想に基づいた物であり、常人には理解し難く、故に人々の理想の中でカタチを歪められる事もなかった。 これは後述しておこう。 「――これでいいな? マスター」 アサシンは、無抵抗な人間を後ろから襲う事にも、躊躇は一切しなかった。 先ほどの男が、いかに無力で無意識であろうとも、命を刈り取る事に何の躊躇も持たない。 人間と同程度の気配にまで押し込めた、『気配遮断』のスキルは、こうして有効活用しなければ意味がないわけだ。 そこに微かな感情でも閉じこもっていれば、どれほど気配を消す事が出来ても人を殺すのには向いていない。 本当に暗殺に必要なのは、ナイフを捻る事が出来る腕と、躊躇と罪悪感のない精神だけだ。 しかし、前者は鍛えられても、後者は普通の人間に生まれれば備えるのは難しい部分でもある。 その点において、アサシンの境遇は、まさにその素養を培うに十分だった。 ――そう。 このサーヴァントには、感情が無かった。 肉体が強化され、感情が消えた“死人の兵士”――“NECRO OVER”、という在り方をした彼には、罪悪感など生まれる余地も無いのである。 一度死んだ時、彼からは全ての感情が希薄化し、やがて、完全に消失した。 そして、彼にとって、英霊であった以前の“生前”など何の意味もない。 便宜上の“生前”には、彼は既に“死人”だったのだから。 今も、生前も、何ひとつ、考える事は違わなかった。 同じように他者を殺し、己の目的を達成しようとする姿であり続ける――それが大道克己だった。 「ええ。上出来よ」 ふと、アサシンのマスターが、口を開いた。 彼女は、この真夜中に、日傘を差したまま、男の死体を見下ろしていた。 その瞳には、この哀れな死者への侮蔑が織り交ぜられていた。 それは、先ほどまで、この男と交わしていた瞳だった。 だから、この“死体”が生きていた時、最後に見たのは、まさしく、彼女の豹変した、歪んだ笑みだった筈である。 「……マヌケなオトコ。この程度の色仕掛けに屈するなんて」 そもそも、何故この男がこんな路地裏にやって来たのかといえば、それは、このマスター――≪美柳ちなみ≫の、名のとおりの美貌に魅かれての事であった。 少し声をかけてみれば、あっさりと人を寄せてしまう……それが彼女だった。 こうして真夜中に道を歩いていても、彼女の周りは外灯が照らすように輝いてしまうほど――彼女は美しかった。 自ずと彼女の周囲には蝶が飛び交い、独特の和やかな雰囲気は他者を安心させる。 その内面に孕んだどす黒い感情など、微塵も表に醸し出されなかった。 男性ならば、彼女に注目せざるを得ない容姿であろう。 下手をすれば、アサシン以上に、気配が全く遮断できていない――というのに、他者を油断させ、他人を容易に暗殺できるのが『美女』という生物だ。 綺麗な花には棘がある、という言葉があるが、ちなみの持つ棘の数は半端な物ではない。 ここにいるアサシンもまた、彼女にとってはそのいくつもの棘の一つに過ぎないのだろう。 「……でも、お礼だけは言っておくわ。ありがとう……ステキだったわ、あなたの“最期”」 日傘を傾けたまま、男の死体に微笑みかける。 下手をすれば――この男が根っからの馬鹿男だったのなら、この一つの笑みで彼女を赦してしまうかもしれなかった。 あまりにも柔和で、美しい微笑みを前に、自分が死んだという事実さえどうでもよくなる――。 しかし、その言葉には、「死んでくれてありがとう」という意味合いを含んでいた。 彼女は、自分の為に一人の人間を殺してもその程度にしか思っていないか――もしくは、何とも思っていない。 この世に必要なのは、自分だけ。 ……それが、美柳ちなみという女だった。 只の人間でありながら、ここまで人間らしい感情を消せるのもまた、人の業という物であろう。 まともな育ち方をすればこうはならなかったのだが、彼女は母に捨てられ、父にも愛されず、結果として、愛する事を知らないまま犯罪者となった。 その心を癒す者は、自分の為に他者を道具として扱う事のみだ。 「いつも、こうね。みんな、ちょっとした演技に、簡単に騙される。それとも、アタシの顔ってそんなに綺麗なのかしら」 「生きている人間には、余計な欲が付きまとう。本当に生を楽しむには、ジャマな欲がな」 「……だから、アナタは、この街の全てを“死人に変える”おつもりなのかしら?」 ちなみの口調が、淑やかな令嬢のようになっているのは、皮肉のつもりのようだったが、アサシンは意に介さない。 それは、別段、アサシンがちなみに酔っているという訳ではない。――彼には、感情など無いのだから。 だから、そう問われて、アサシンは全く表情を変える事なく、答えた。 「……いや。他人の欲なんざどうでも良い」 「では、何故?」 「――それが、俺の死んでからの唯一の楽しみだからだ。 “死んでいながらこの世を彷徨う”……そんな寂しい人間たちで街が溢れていくのが見たいんだ。 ……そう思わないか? なあ、“姉貴”」 アサシンは、マスターの事を、どこか皮肉っぽく「姉貴」と呼んだ。 ちなみは、その呼び方に眉を顰めた。 それというのも、ちなみ自身が、既に、アサシンたち英霊と同じく、“死人”であり、その状況を好ましく思っていなかったが故だろう。 魔術師として呼ばれたちなみであったが、本来、彼女は何年か前に殺人などの罪で死刑を執行された怨霊である。 それ故、本来ならば、その立場は英霊の側でもおかしくない訳だが、サーヴァントに匹敵する卓越した能力や逸話は持たなかった。 結果、聖杯に肉体を与えられた彼女の役割は、サーヴァントではなくマスターだったのである。 そんな“死人”仲間であるちなみを、アサシンは姉と呼んだのだ。 「……アタシを下品に呼ぶのは、やめてもらえるかしら?」 「ハッ。流石は、お嬢様って奴だな。それなら、“姉さま”とでも呼べばいいのか」 「冗談でしょ?」 「ああ。冗談だ」 そして、ちなみとアサシンは、同じ“死人”でありながら、目的は正反対だ。 サーヴァントとマスターの関係は時に、恐ろしい程に噛み合わず、主従というにはあまりにもばらけた目的のまま協力する羽目になる事がある。 ちなみは、現世に還る事を望み、アサシンは、“ある街の人間をすべての人間を死人に変える”事を望んだのだ。――それは、“生前”もアサシンの目的として在った思想だった。 いわば、生の側に執着するか、死の側に執着するかの点において、二人は相いれなかったのである。 だが、一度こうして結ばれたからには、我儘は言えない。 与えられたカードでゲームをするしかない事は、お互い理解している。 たとえ噛み合わなくても、それぞれの聖杯に託す望みの為に戦わねばならない。 いずれにせよ、アサシンが死人だらけにする街など、ちなみには何の関係もないので、聖杯を得てからお互いの願いが叶っても、困る事はない。 行うべきは、協力し合う(あるいは、利用し合う)事で、他の主従を撃退する事――のみ。 あとは、互いの思想を、極力忘れながら、機械的に、他と殺し合うだけだ。 これがなかなか難しいわけだが。 「……まっ、俺にはこの身体を維持する為のマスターが必要だ。 親愛を込めた名前で呼びたくなっても、仕方があるまい」 「親愛など、無い癖に」 「違いねえな。……ああ、死人に『愛』なんて無い」 冗談を言うアサシンは、常に表情を変えなかった。 どこまでも乾いた男だった。 口が利けることを試すように、ただそれだけの為に冗談や皮肉を言うのである。 ちなみ以外の人間が見たら不気味に思うだろうが、ちなみは彼を不気味には思わなかった。 「――アサシン。アンタは、生きている人間にも、必ず愛があると思ってるの?」 「……少なくとも、あんたは違ったらしいな」 「命ある者は、自分の為だけに戦えば良い……。それが、当然の事でしょう? 愛なんていうモノを信じるのは、お人好しのガキと、老い先短いオジサマやオバサマだけ……」 「ハッ! 珍しく気が合うな、マスター」 ちなみは、アサシンの方に少し目をやった。 そこにあるのは、相変わらず乾いたアサシンの瞳だけだ。 一点、気が合ったが、しかし、それでも尚、ちなみにはアサシンと分かり合える予感は無かった。 少なくとも、ちなみは“感情”が欠如している訳ではないのだ。 ただ、“愛”が無いというだけ。 ちなみの胸中には、ある人物たちへの強い憎しみが生々しく残り続けている。 両者には、根本的な差異があった。 「さあ、くだらない話をするより、そろそろ行きましょう。 このオトコの相棒の死に損ないが、消えるより前に……ここを立ち去らないと」 「フンッ。わかってる」 アサシンは、どこか不服そうだった。 無理もない。戦争屋だった彼は、闘争や殺戮そのものを楽しんでいる。 どうせならば、死に損ないであっても、この男のサーヴァントと最後に一戦交えたいと思っていただろう。 しかし、マスターの方針としては、「極力正面から戦わない」を提唱していた。 これは、アサシンの特性から考えても至極当然の事であるが、彼の性格が過度に好戦的だった。 もしかすれば、『狂戦士』としての特性も充分に存在したのかもしれない。 何にせよ、共に聖杯を目指す以上はそこに合理化も必要となる。 (アサシン……アンタに好き勝手させるつもりはないわ。 アタシには、まだやる事があるの……。それまで、絶対に消えるワケにはいかない……) ちなみは、現世での再臨を、聖杯に託す事にしていた。 かつてちなみをこの世から完全に消し去った成歩堂龍一や綾里真宵を殺し、綾里千尋のプライドを打ち負かす――その為に。 そして、その先は、また、己の欲望だけを果たす為に生きていく……ただ、それだけの為に。 (よく首を洗って待っている事ね、“リュウちゃん”……それに、“オバサマ”……) 【CLASS】 アサシン 【真名】 大道克己@仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 【パラメーター】 通常時 筋力D 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A 変身時 筋力B 耐久A+ 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A ※気配上昇 最強形態 筋力A 耐久A 敏捷A 魔力A 幸運A 宝具A ※使用可能時間は数分間のみで、一度でも使用すると確実に東京全土に気配が伝わる 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 気配遮断:C 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 屍人の兵士:A ネクロオーバーとして、『生前』に『屍人』であった者が持つスキル。 このスキルによって身体能力が常人の数倍に達し、彼の能力をサーヴァントの域まで引き上げている。 心眼(偽):B 直感・第六感による危険回避。 虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。 視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。 【宝具】 『失われし“永遠”の記憶(エターナル)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1~100 ロストドライバー、T2エターナルメモリの二つの人工遺物を用いて変身する『死神』の仮面ライダーの姿。 この白貌の死神へと変身する事で、アサシンは、三騎士(セイバー、アーチャー、ランサー)に匹敵、もしくは、それ以上の戦闘能力を一時的に獲得できる。 変身時は、両腕に青い炎を、背には黒い『エターナルローブ』を纏い、武器として短刀『エターナルエッジ』を構え、『26本のT2ガイアメモリ』で自在な攻撃を可能とする。 エターナルローブは、あらゆる熱・冷気・電気・打撃を無効化する能力や、Aランクレベルの「対魔力」のスキルを一時的にアサシンに付随させ、彼の守りを鉄壁に変える。 エターナルエッジは、敵を斬り裂くだけでなく、任意のT2ガイアメモリの力を幾つもの異能力へと変えて自らの身体を強化する役割を持つ。 T2エターナルメモリを含めた26本のT2ガイアメモリは、適時召喚して使用する事が出来、25種類の能力を死神に与え、特殊攻撃を放つ事を可能とする。 また、26本全てを同時召喚して使用する事で数分間だけ、パラメーターがオールAランクの『最強形態』へと変身する事もできる(使用中はエターナルローブを失う)。 上記のように、『失われし永遠の記憶(エターナル)』は強力な宝具であるが、発動中は、「攻撃態勢」とみなされ、「気配遮断」のスキルが一時的に無効となる。 変身時の武具も使用頻度が高まるほど感知されやすくなる為、無暗に使いすぎれば確実に他のサーヴァントに気配を感知されるだろう。 特に、最強形態へと変身した際には、東京全土に確実にアサシンの気配が伝わってしまい、他のサーヴァントに狙われやすくなる事は間違いない。 【weapon】 『ロストドライバー』 『T2エターナルメモリ』 『無銘・ナイフ』 【人物背景】 テロリスト集団『NEVER』の隊長。 かつては心優しい少年であったが、交通事故で死亡した後、NEVERとしての蘇生技術で、蘇生。 感情を失い、代わりに兵士としての異常な戦闘能力を獲得している。 風都の人間を全て死者へと変える事を目論み、仮面ライダーエターナルとして街を泣かせた。 【サーヴァントとしての願い】 東京全土の人間を全て、『死人』へと変える。 聖杯に託す願いは、『風都の解放』――即ち、『風都の人間を全て、屍人の兵士へと変える』事。 【マスター】 美柳ちなみ@逆転裁判3 【マスターとしての願い】 自らの命の蘇生。 綾里千尋、成歩堂龍一、綾里真宵への復讐の遂行。 【Wepon】 『日傘』 【能力・技能】 代々霊力を持つ霊媒師の家系『綾里家』の分家筋で、彼女自身は霊力の才をほとんど持たないものの、それらに対する理解が一定数存在する。 殺人鬼としては、男を魅了する美貌や雰囲気、他人を同情させる交渉術などを用い、他者を利用して殺した。 【人物背景】 死刑執行済の美女。 誰にも真から愛される事も、愛する事もないまま歪んだ殺人鬼。 他者を自分の利益やプライドの為に蹴落とし、自らの罪を明るみにしようとした者は容赦なく殺害する。 既に死人であるものの、聖杯によって肉体が与えられ、成歩堂龍一や綾里姉妹への復讐の好機を得る。 【方針】 聖杯の入手。 候補作投下順 Back 逢魔時の空 Next 衛宮切嗣&アイテム
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アイヴァー・ザ・グドウィル 人物データ 身長 227cm 体重 205kg 年齢 ??? 所属 プレゼンター 趣味・特技 --- 傭兵ギルド・軍需産業を抱える巨漢。プレゼンターの「手」。 性格はかなり傲慢にして豪胆。傭兵を私兵化して、その武力を背景に勢力を強めてきた。 プレゼンターの拡大路線を推し進め、自らを組織のリーダーと自任しているため、 組織内の信望が篤いボイルとは衝突することが多い。 追記 主な活躍 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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アサシンベタ [#d636169c] コメント [#f79ce0cb] アサシンベタ アイテムレベル 47 棲息場所 湖沼 釣り上げ条件 なし 釣れる場所 釣れる餌 泳がせ釣り 納品 使用製作レシピ コメント アサシンベタについて情報、修正以来等ありましたらこちらへおねがいします。 名前
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建原智香は魔法少女だ。 どれだけ鍛えても人間では不可能なほどの大ジャンプができるし、走る速度も時速三桁の大台に届く。 自画自賛のようになって気恥ずかしいが、見た目も普通の少女とは比べ物にならないほど可憐で完璧だ。 肌にはシミなんてあるはずなく、思春期のお悩みの代名詞であるニキビやそばかすとも一切無縁。 愛されるために生まれたような造形美――魔法少女は本当に美しく、可愛らしい。 とはいっても箒で空を駆け回ったり、派手なビームで悪と戦うなんて華やかな魔法は使えない。 中にはそういう絵になる魔法を使える魔法少女も当然いるだろうが、少なくとも彼女はそうではなかった。 魔法少女「ペチカ」の魔法は、「美味しい料理を作ることができる」魔法だ。 材料はなんでもいい。一定時間以上触れていることさえできれば、どんなものだって見違えるような美味しい料理になる。 食べればたちまち身体の奥底から元気が湧いてきて、不機嫌な人だって自然と笑顔になる。 それほどのものを作れる魔法。彼女はそれを、ごくささやかな幸せのために使っていた。 そう、ごくささやかな幸せさえあれば、ペチカはそれで幸せだった。 普段の冴えない見た目ではお近付きになど到底なれない、気になる男の子と仲良くなりたい。 ほんのそれだけ叶うならそれでいいとペチカは思っていた。 例えば魔法の力を使って料理を作り、それを売り物にしてお金儲けしようだとか、そういう発想は特になかった。 ペチカはあくまで平々凡々とした幸せを満たすために、そして日々ちょっとした人助けに勤しむ魔法少女であれればそれでよかった。けれど、世界は「それでいい」とは納得してくれなかった。 とあるビジネスホテルの一室で、ペチカは上品なベッドの上にちょこんと座り、唇を噛み締めていた。 聖杯戦争が始まれば、当然マスターであるペチカの命を狙う輩はごまんと現れる。 この街には精巧に再現されたペチカの家があって、家族もいた。 たとえ偽物だとしても、幸せに暮らしていた家族に危害を加えられるのは嫌だ。 そんな彼女のわがままをサーヴァントが聞き、彼が少しばかり非合法な手段で獲得したお金で手配したのがこのホテルだ。百万円以上のお金をオーナーへ預けているから、聖杯戦争が終わるまでは自由に出入りできると見ていい。 わがままを言ってからものの十分としない内に手配を済ませた手腕に驚かされたが、それ以上に申し訳ない思いがあった。 彼は聖杯に託したい願いがあって自分のところへ召喚されたのに、自分はこのざまだ。 何をしたいか、何をすべきなのか。死にたくはないけれど、自分に戻る場所は果たしてあるのか。 ――ペチカは、ここにいるべきでない存在だ。人間としても、魔法少女としても、彼女の物語はもう終わっている。 悩んで、戸惑って、恐れて、泣いて、そうして辿り着いた結果に喰いはない。 けれど、それにこういう形で後日談を与えられるとは夢にも思っていなかったから、こうして迷っている。 聖杯を手に入れて、あの悪夢のようなゲームで死んだ魔法少女を蘇らせる、というのも考えた。 でもそれでいいのかと考えて、また迷うことになった。 聞こえだけは綺麗だが、それではいけない気がする。……理由はうまくいえないが、とにかくそう思うのだ。 「やはり簡単に答えは出ませんか、マスター」 その時、部屋の扉が開いた。 それが誰かなんて分かりきっているのに、やはり起こっている事が事だから心臓がどきりとする。 そこに立っているのは案の定、自分のサーヴァントである黒髪の男性だった。 中性的な整った顔立ちを、ペチカは綺麗だと思う。 彼はアサシンのサーヴァントだ。真名についてははぐらかされたが、なんでも少々特殊な名前を持っているらしい。 「一人にしてしまってすみません。ここを第二の根城とする以上、多少の工作を施してきました」 そう言って彼は、何本かの不穏な導線をペチカへ見せてにこりと笑った。 何をしてきたのかは分からないが、とにかくこの人は何でもできる。 それこそホテル相手に無理な契約を速攻で取り付けてみたり、種も仕掛けもないような超人技を披露してみせたり。 魔法少女のペチカよりもずっと超人らしい超人だ。本人もそれは自負しているのか、割と不敵な物言いも目立つ。 彼は窓際に立って街を見下ろしながら、ペチカへ背を向けたまま問いかけた。 穏やかな声だった。彼には自分と違って迷いがないんだなあと、聞いた途端にペチカは理解した。 「私はね。マスターが聖杯戦争を受け入れようと拒もうと、正直なところどちらでもいい」 「え……?」 聖杯戦争についてごちゃごちゃとした認識しかしていないペチカにも、その発言がサーヴァントらしからぬものだということは分かった。彼らは彼らなりの願いがあってここへ来た。ならば、聖杯を手に入れようとするのは当然だ。 それをマスターが拒む選択を取るなど、主従関係崩壊の理由としては本来十分すぎる。 ペチカが彼に相談しなかった理由の一つがそもそもそれだ。しかしその不安は、他ならぬ彼の言によって杞憂であったと知らされることになった。 「もちろん、聖杯を手に入れて願いを叶えようというなら協力しましょう。 私にも当然願いはある。それが正しいか間違っているかはさておいて、聖杯が手に入るならそれに越したことはない。 『この私』として呼ばれた以上は、この願いを丸きり不要と切り捨てることは出来ませんから」 「じゃあ――じゃあ、私が聖杯なんていらないって言ったら……」 「その時は、君を聖杯戦争から生きて帰らせることに尽力します」 さらりと言ってのけるそのありようは、優男風の見た目に反して異常なほどの頼もしさがあった。 「迷っているならそれも善し。 昔話はまたの機会としますが、私は本来――ある子どもたちを導いてほしいと願われた身でね。聖杯の獲得にそこまで頓着していない理由も、言ってしまえばそれです。私に願いを託した人は、きっと聖杯の力など望んではいないでしょうから。 ……ただ彼女がもしも今の私を見ていたなら、きっと君のことを『導く』ことを願うはずだ」 だから私は、君が何を選ぼうと、最後まで君のサーヴァントで居続けますよ。 そう言って、アサシンのサーヴァントは笑った。 ペチカはその笑顔に、なんだか心があったかくなるのを感じた。 ――どこか学校の先生と話しているような安心感を感じている。不安がまるきり氷解するとまではいかなかったけれど、少なくともいい方向へ転んだのは確かだと思った。 気付けばペチカはぺこりと小さく頭を下げて、「ありがとうございます」とお礼を言った。 まだ、どうするべきかの答えははっきりと出せていない。……それでも。ちゃんとこの聖杯戦争と向き合って自分なりの答えを出そうと思うことはできた。 「……あ」 そこで。ふと、思い立つ。 「あの……ちょっとだけ、待っていてください」 「?」 ペチカはささっと部屋の奥へ引っ込んだ。 部屋に備え付けられた陶器製のコップをテーブルの上に置いて、宿泊の感想を書くアンケート用紙を数枚握り締める。 それから五分ほど経った。何をしているのか不思議に思ったアサシンが覗き込んだ時には、もう『仕上がって』いた。 「お礼に――その。これ、どうぞ。よかったら飲んでみてください」 「これは……ビシソワーズか」 ビシソワーズ。 北米で愛されている料理で、いわゆるじゃがいもの冷製スープだ。 バターでポロネギとじゃがいもを炒めてからブイヨンを加えて煮、裏ごしして生クリームで伸ばし、冷やす。 そういう工程を経て作られるスープだから、こんな短時間で作ることは本来できないが――ペチカの魔法にそんな手順は必要ない。手で触れて、五分待つ。それだけでいい。 アサシンはそれを受け取ると、少し不思議そうな顔をしてから口に運んだ。 味わった途端――目を見開く。 「これは……」 ――『旨い』。 かつて世界中を股にかけて暗殺業を営んでいた彼は、当然あらゆる食文化を一通りは味わったつもりだった。 しかし、これほどのものはかつてなかったと言っていい。 冷えているのに飲み込む度に身体が元気になっていく。味わいは舌を通じて神経へ幸福感を与え、気付けばもう一口を啜っている。……旨い。天下の殺し屋をして唸らざるを得ないものが、このスープには凝縮されていた。 それを見て、ペチカはほんのり笑った。 自分に出来ることは少ないけれど、少しずつでも探していこうと思った。 その姿はまさしく、正しい形の魔法少女だった。 【クラス】 アサシン 【真名】 死神@暗殺教室 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具B 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 気配遮断:A- サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 専科百般:A 萬に通ずる殺し屋の能力。 戦術、学術、隠密術、狩猟術、話術、医術、武術、馬術、 その他総数32種類に及ぶ専業スキルについて、彼自身の宝具によるブーストも含めてBランク以上の才能を発揮できる。 対英雄:D 時に国家要人すら仕留めてきた逸話の具現。 英雄に値する人物へ攻撃を仕掛ける場合、初撃に限りその耐久値を1ランクダウンさせる。 破壊工作:A 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 トラップの達人。 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。 【宝具】 『萬の術技』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大補足:1~50人 凡そあらゆる技能技術を会得し、暗躍の限りを尽くした逸話が宝具化したもの。 彼はあらゆる殺し方を極めた暗殺者であるため、様々な武芸を達人の次元で使用することが出来る。 この宝具によって「専科百般」「破壊工作」のスキルも間接的に強化されている。 『反物質・月殺しの種(アンチマター・アースキャンサー)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大補足:1~50人 生前、彼がある機関によって実験動物とされる事で手に入れた、人智を超えた破壊の力。 この状態になったアサシンの気配遮断スキルは大きく低下し、全身から反物質の触手が出現する。この触手の殺傷能力は極めて高く、彼の弱点である耐久力の高い敵へも一定の効果を見込むことができる。 宝具使用時、アサシンはBランク相当の狂化スキルを獲得するが、理性を完全に失う事はない。 ただ狂化の影響で周囲へ目を配る力は目に見えて減退しており――或いはこの宝具を使用している間こそが、最強の殺し屋にとって最大の隙なのかもしれない。 彼自身は進んでこの宝具を使おうとはしない。何故ならこれは、彼にとって忌むべき過去の焼き直しでもあるからだ。 【weapon】 大体なんでも 【人物背景】 地球上で最高の殺し屋と評される人物。凄腕の殺し屋たちを次々と襲撃していくことから「殺し屋殺し」と呼ばれる。「死神」は仇名で本名は不明。神出鬼没、冷酷無比で夥しい数の屍を積み上げ、「死」そのものと呼ばれるに至った男。 仕事の最中に自身の弟子に裏切られたことである研究所にモルモットとして捕らわれてしまい、そこで人体で反物質を生成する研究の実験体として実験の日々を送ることになる。 研究所が自身を始末しようとすると反物質の力を開放して脱走を図る。その圧倒的なスキルと触手により警備員を瞬く間に倒していくが、彼を止めようとしたあぐりが触手地雷に貫かれて重傷を負った事で自分の力を後悔した死神は、彼女の最後の言葉を実行するために自ら弱くなることを望み、作中主人公である「殺せんせー」となった。 【マスター】 ペチカ@魔法少女育成計画restart 【マスターとしての願い】 迷い中。 【weapon】 フライ返し 【能力・技能】 『とても美味しい料理を作れるよ』 どんな材料からでも驚異的に美味な料理を作ることができる魔法。どんな料理でも作れるが、食器は作れない。 また、ペチカ自身が知らない料理を作ることも不可能。 材料を無視して料理を作れるものの、手で材料とするものへ五分触れている必要がある。料理の量は材料の量に比例する。 【人物背景】 本名は建原智香。 かつて「森の音楽家クラムベリー」の試験に参加し、生き残った過去を持つ『クラムベリーの子供達』。 【方針】 まずは生きることに専念。
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. Driveclub . Call of Duty Ghosts . PlayStation®App . inFAMOUS Second Son . Killzone Shadow Fall . Knack . キングダムハーツ3 . Deep Down . Destiny . Diablo III . Doki-Doki Universe . DC Universe Online . THE ORDER:1886 . The Dark Sorcerer . ドラゴンエイジ Inquisition . FIFA 14 ワールドクラスサッカー . Madden NFL 25 . NBA Live 14 . EA SPORTS UFC . The Witness . The Pinball Arcade . Tiny Brains . TRIALS FUISON . Trials Frontier . The Elder Scrolls Online . Warframe . Dreamfall Chapters The Longest Journey . Watch_Dogs . The Witcher 3 Wild Hunt . Hohokum . Blacklight Retribution . Primal Carnage Genesis . Planetside 2 . Super Motherload . Sniper Elite 3 . Super Stardust HD successor . Housemarqueの開発中タイトル . Skylanders Swap Force . ファイナルファンタジー新作 . アサシンクリード4 . Battlefield 4 . Basement Crawl . チーフ . Agent . Lords of the Fallen . Dying Light . Daylight . Need for Speed Rivals . プラントvsゾンビ ガーデンウォーフェア . RACE DRIVER GRID 3 . ワールドサッカー ウイニングイレブン 2014 . PSYCHOBREAK(サイコブレイク) . Wolfenstein The New Order . Cyberpunk 2077 . Mad Max . ミラーズエッジ新作 . ザ・クルー . Tiny Brains . トム・クランシーThe Division . Warhammer 40,000 Eternal Crusade . スターウォーズ バトルフロント新作 . ジャストダンス2014 . 魔界戦記ディスガイア5 . Ready at Dawn Studiosの新作 . SOCOM 5 U.S. Navy SEALs . War Thunder . Ovosonicoの新規タイトル . Fox Engineサイレントヒル . DayZ . サンタモニカスタジオのオープンワールドタイトル . Titanfall . Super Giant . Starve . Mercenary Kings . Octodad Deadliest Catch . Secret Ponchos . Outlast . Oddworld Abe’s Oddysee New N Tasty . Galec-Z
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名前 攻撃力 消費EN 効果 定価 入手場所 初期装備可能金額 アサシンダガー 9または? 4 まれに敵HPと同じ分の攻撃力(補正分はノーカウント)が出る。 3500 闇市 8000 説明 まれに敵HPと同じ分の攻撃力(補正分はノーカウント)が出る。いわゆる一撃必殺。ただし確率が25%なのであてにするのは危険。
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:チェーザレ・ボルジア 【レベル】:45 【アライメント】:秩序/悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:30 【耐】:25 【敏】:25 【魔】:15 【運】:25 【宝】:30┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:毒 【魔力量】120/120 【魔力供給の不足】:なし┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ___ ------ ___ x<////////////> ___ ////}ト、/}////////////∧ //////i} {//} //////////∧ ////////}゙゙゙゙゙゙゙∨i} //////////i∧ ,///////// ヽ、 ∨/////////////} ムイ///////____ノ ゝー―ト////////} レイ/////______ x-。Ⅵト//////ゝ {/// 了¨O ヽ.{ ´====´ }i|i///// ∨/i `⌒´. | {i|/ヽ/´ |/ゝ} ゝ-= , レ-イ/ |//} ム ` 、----------イ }///} ._{ヽr-、 ∧/i} ム \ニニニ_/ /////} __∨ ヽ }==x__ ∧// ム  ̄こ ̄ / }////} ヽ ヽ∨∧三≧ 、{///} -x x イ {////} | ∧∨∧三i{ . |>//}≦ x ゝ---イ > ///// .} ∧∨ ∧、} }三>|ii} . ,┌‐< ///// /三{ ∨ / ∧三三} ∨ /u-u ムイ/ニト、三∧ ゝx | ハ三三} ∨ / } //三}三≧、_ 三ニ∧ .ヽ、 ハ三ニ} ∨} {} /ム三三ii}三三三>、_三三i∧ . } |三ニ} {____,/ ゝイ/三三三}三三三三三>、_三> x { /三ニi} / レ } ./三三三ニ}三三三三三ニ///xンi∧ x_ ∠,´ 三三i} / { /三三三三i}三三三三三/ ///////∧ >x 三三ニi} / } /三ヽ、三三i}三三三三 ///////////>x_ / 三三ニi}V { /三三三≧x_´三三三ニ //////////////>< 三三三ii} /三三三三>´三三三三/ /////┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:D+ 戦闘時、相手が初見のキャラクターのみの場合、勝率に+10%の補正を得る。 アサシンとしてのクラススキル。気配を遮断し、不意打ちを可能とする。 武芸にも通じており、基本はその延長線上のスキルだが、 政敵を始末するための行動を起こす際にのみ、ランクがガン上がりする。 ○黄金律:C- 聖杯戦争開始時、好きな礼装を3種類入手する。 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。 金銭には困らぬ人生を約束されているが、大部分は簒奪して得る財なので失う時には一気に失われる。 ○カリスマ:D- 戦闘時、『自分以外の参戦人数×5』だけ、自陣の好きなステータスの合計値にプラスする。 ただし、アライメント:善のキャラクターは参戦人数から除外する。 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 アサシンの場合はいわゆる『悪のカリスマ』なので、人を選ぶ。 ○芸術審美:C 装備などからある程度、相手の能力を類推することが可能。 このランクだと基礎成功率は40%だが、敵の時代が自分と同等かそれより古い場合+20%の補正を得る。 こちらの効果で得られる情報はGMが決定する。 芸術作品、美術品への深い造詣。 数々の美術品や骨董品も簒奪してきたため、それなりに目は肥えている。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○名称不明 ランク:C 種別:対国宝具 消費魔力:30 1.ランダムイベント時、表の種別に関わらず気に入らない結果が出た場合、 その対象をランダムで変更することができる。 ただし、ランダムの対象には必ず自身も含むこと。 2.襲撃を受けた場合、襲撃者と敵対する可能性がある組を即座に呼び寄せる。 可能性がある組が複数いる場合はランダムに決定。 実際に敵対するか否かは襲撃者の思考ルーチンに委ねられる。 カンタレラ ○ボルジア家の毒薬 ランク:C 種別:対人宝具 消費魔力:30(60) 戦闘時、【運】か【宝】が選ばれた場合に任意で発動。 敵の勝率に-10%の補正を与え、相手メインキャラクターのレベルと【筋】【耐】【敏】を毒によって-10する。 ステータスの低下は戦闘後も継続し、治療には2ターンの経過か令呪一角の消費を必要とする。 また、魔力30を追加消費することで、相手サーヴァントの【耐】を用いた暗殺判定に挑戦可能。 成功率は『60-相手サーヴァントの【耐】%』。 判定に成功した場合、令呪一画を消費しなければその場で敗退するものとする。 並の人間ならば容易に死に至らしめる家伝の毒薬。 それだけでなく、処方により即効毒にも遅効毒にも自由に操れた甘美な粉薬。 宝具化している以上、それなりの神秘が宿っており、 即死には至らないもののサーヴァントにも有効である。 だが、この効果自体は数々の政敵を葬った『毒』の一端でしかない。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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忍術職 ナイトアサシン 技名 威力 確率 消費 備考 通常攻撃 0 0 0 電撃 20 15 0 毒針 20 15 10 毒 応急処置 30(※) 25 5 HP回復 タメ攻撃 40 10 5 噛み付き 40 20 5 ファイアブレス 150 40 40 ソウルスティール 190 35 60 HP吸収 改心撃 200 45 60 アーマークラッシュ 240 45 140 敵防御力ダウン 魔風 260 20 130 敵命中率ダウン ヒーリング 280(※) 32 160 HP回復 刃斬 300 40 190 光の剣 320 34 140 敵命中率ダウン ポイズンブレス 350 30 140 毒 ウィンドスラッシャ 350 50 280 ゴッドアタック 400 50 190 パルチナス 440 45 180 ダークポイズン 500 38 200 毒 フォース 600 26 220 風来心斬 700 40 300 デスミーラ 1000 5 220 神竜剣 1000 5 300 ギガトレイン 1400 7 400 即死
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(あらすじ:暗黒経済組織ソウカイヤの末端ニンジャであるレオパルドは、赤黒いニンジャ装束を纏った死神……ニンジャスレイヤーの襲撃を受ける。 見せつけられた圧倒的なカラテの差。レオパルドは這々の体で逃げ回るが、ソウカイヤは既に彼を切り捨てていた。 「カイシャクしてやる」そして地獄の猟犬に追い付かれる。「ハイクを詠め」もはや恐れはなかった。絶望だけがここにあった。) 薄暗い街頭が頼りなく照らし出す夜の小道を、一人の男が駆け抜けていく。 男の名はレオパルド。ソウカイヤの末端ニンジャだ。 「ハァーッ! ハァーッ! ハァーッ!」 彼の息は荒い。ニンジャとは思えないほど乱れている。焦燥、動揺が所作からも滲み出ている。 ニンジャ身体能力による高速タイピングは何度も何度も打ち間違い、少しの時間を掛けて完了した。 #SEIHAI_NET :SYSTEM_BOT:いつもお世話になっております/// #SEIHAI_NET :LEOPARD:サーヴァント検索重点/// #SEIHAI_NET :SYSTEM_BOT:サーヴァントの特徴を入力してください、よろしくお願いします/// 接続先はセイハイ・ネットのデータベース。 自分の側にいる姿なきニンジャ存在の正体を、これで確かめることができるはずだ。 #SEIHAI_NET :LEOPARD:赤白いニンジャ装束、全身に武器を装備、オキモノのごとき無口さ、実際機械/// #SEIHAI_NET :SYSTEM_BOT:検索中です、よろしくお願いします/// レオパルドは一時間前の出来事を思い出す。 ニュービーである彼は、エリート部隊であるシックスゲイツからマルナゲされたケチな調査任務をこなすため、スゴイタカイ・ビルの屋上へと向かった。 そこで見たのは……ソウカイヤ所属とは思えぬジゴクめいたニンジャであった。 「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」 それがかのネオサイタマの死神であると、違法薬物で濁ったレオパルドのニューロンでも理解できた。 レオパルドとニンジャスレイヤーのカラテは残酷なまでに次元が違った。 人のカタチをした死が迫る。レオパルドは自らが属するソウカイヤへと助けを求めた。 ニンジャスレイヤーはソウカイヤにとっても仇敵。時間を稼げば必ず救援が来る。 か細い希望を胸に、レオパルドは死神から逃れようと走る。常人の三倍を誇る脚力で、一度は振りきった。 しかし、ブッダは彼に微笑まなかった。 「カイシャクしてやる。ハイクを詠め」 傷つき倒れたレオパルドの前に現れたのは、ソウカイヤの救援ではなく。 ニンジャに無慈悲に殺す狂気存在、ニンジャスレイヤーであった。 恐怖はもはやない。胸の内に宿るソウルとともに、どこかへ行ってしまったようだ。 「寂しい秋な……実際安い……インガオホー」 どうしてこうなってしまったのか。 ニンジャになれば全てが解決すると、世界の王になれると思ったのに。 レオパルドはしめやかに爆発四散した。 キャバァーン! キャバァーン! 繰り返される電子的効果音が、記憶の反芻を終わらせる。 #SEIHAI_NET :SYSTEM_BOT:該当するサーヴァントな。カラダニキヲツケテネ!/// インフォメーションと同時にIRC端末に映し出されたのは、聞き慣れぬニンジャ……いや、サーヴァントの名前。 これが、レオパルドに宿った新たなソウルの正体。 聖杯戦争の参加者へ与えられる、ニンジャを超える力。 「トビカゲ・ニンジャ……!」 名を呼ぶ。瞬間、レオパルドの前に巨大なニンジャが現れた。 ニンジャネームは飛影。ニンジャ戦士トビカゲである。 実際オオキイ。あの悪名高きシックスゲイツの一角、ビッグ・ニンジャのソウルを宿すアースクエイクよりも、さらに1メートルほど長身だ。 オムラ・インダストリが製造するロボ・ニンジャシリーズとは比べ物にならない、精緻極まるハイ・テックボディ。 ニンジャ装束のカラーは赤と白。地獄の殺し屋めいた死神とは似ても似つかない。 しかし……秘めるカラテは圧倒的だ。それこそ死神どころか、ソウカイヤの総帥たるラオモト・カンにすら匹敵するかもしれない。 そのニンジャが、いま、レオパルドの命令を待っている。 「ハハハ……やった……やったぞ! このニンジャの力があれば、俺は今度こそ!」 レオパルドは昔、ヨモダという名のスラッシャー(武装強盗団)だった。 苛烈極まるネオサイタマの警察機構によって命を落とした瞬間、ヨモダにニンジャソウルが宿ったのだ。 絶対強者となったヨモダは思うがままに殺し、奪い、スシを喰った。しかし絶頂は僅か数日で終わりを告げた。 現れたソウカイ・ニンジャ、そして彼らを統べるラオモトによって、己は無敵の存在などではなく単なるサンシタにすぎないと再認識させられたからだ。 常人を超越した存在、ニンジャ。そのニンジャの世界もまた、冷酷な暴力が支配する上下社会でしかなかった。 「今度こそ……今度こそ……どうす、るんだ?」 レオパルドはニンジャスレイヤーによって殺害された。 しかしいま、レオパルドはここにいる。 ネオサイタマではないどこかの都市で、ニンジャを超える存在を従えて。 同じくニンジャを超える存在を葬る……スレイするために。 「このイクサに勝てば、俺は……ニンジャスレイヤーにも、ラオモト=サンにも、二度と怯えずに済む……?」 レオパルドは現実を知った。 非ニンジャはニンジャによって虐げられ、ニンジャはより強きニンジャによって虐げられる。純粋なる力の論理だ。 当然ここにだって、トビカゲ・ニンジャより強いサーヴァントはいるだろう。 そんなやつに出会ってしまったとき、レオパルドはどうするのか。どうすればいいのか。 レオパルドの内にあるはずのソウルは、ニンジャ身体能力だけを残して去った。 トビカゲ・ニンジャは語らない。否、語る機能を持たない。 退くも進むもレオパルド次第。 全てを手に入れるためにイクサに臨むか、拾った命を惜しんで逃げ回るか。 どちらの道も、レオパルドの死に再接近する道であることに違いはない……ならば。 「……ジゴクなら見た。死神の跋扈するネオサイタマがジゴクでなければ、どこがジゴクだというのだ」 死神に蹴り落とされ、辿り着くのは新たな地獄。 ここで諦めるのならば何も変わらない。マッポに、ソウカイニンジャに、いいように小突き回されたあの日々と。 「ハァーッ! ハァーッ! ハァーッ……スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ!」 何の奇跡か、やり直す機会を得た。死神はレオパルドを仕留め損なったのだ。 いま……決別するのだ。弱い自分と。サンシタの自分とサヨナラするのだ。 ラオモトにドゲザした自分、ニンジャスレイヤーに命乞いした自分は、もういらない。 勝つ。勝つ。勝って、本当のニンジャになる。 無敵の存在。誰にも脅かされない、世界の王に。 「……ハイクを詠むがいい、まだ見ぬニンジャたちよ。今から俺が、お前たちの死神となる」 レオパルドとトビカゲ・ニンジャのシルエットが重なる。 ソウルなきハイ・テック・ロボ・ニンジャの内に、決意を秘めたニンジャが自身をソウルと化して宿る。 さあ……イクサの始まりだ。 【クラス】 アサシン 【真名】 飛影@忍者戦士飛影 【パラメーター】 筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:E 幸運:- 宝具:B 筋力:C 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:E 幸運:D (合身時) 【属性】 なし 【クラススキル】 忍者:A 同ランクの気配遮断、心眼(真)を複合するスキル。膨大な戦闘経験と情報演算によって危険を予測する。 【保有スキル】 投擲(手裏剣):A+ 手裏剣を弾丸として放つ能力。 仕切り直し:C 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。 【宝具】 『飛影見参』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:自分 マスターを粒子にまで分解し、自身と合一させる宝具。 ソウルなき機械忍者であるアサシンは、マスターという生きたソウルと魔力の直接供給を得て本来の力を発揮する。 宝具を開放したとき、マスターのニューロンは飛影自身の演算回路と直結される。 マスターの思考速度、反射神経を超絶的に強化し、飛影を己の手足のように操れるのである。 完全にマスターの意志で力を振るえる反面、肉体に掛かる負担も大きい。常人では数度の使用で死に至るだろう。 『分身殺法(リアル・ブンシン・ジツ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:5人 自分の分身を生み出し(最大で5体)、それぞれ別の個体として自由に操作・機動させる宝具。 生み出される分身はアサシン本体と完全に同一の能力・武装を持っている。 宝具発動中は本体と分身の区別は曖昧となる。破壊されたとしても、一体でも残っていればその個体が最終的に本体として判定され、ダメージを無効化する。 【weapon】 以下の武装はアサシン自身がかなり小型のロボ・ニンジャのため、人間でも無理をすれば持てなくはない。 バトルショットブレード 刀の鞘の役目もある実弾銃。刀は反りの少ない忍者刀。 サンダーアローガン 光線を発射する弓型の銃。 マキビシランチャー 大腿部に内蔵された非人道兵器。本来は地面に撒いて使うものであるが、飛影は豪快に射出する。 手裏剣 手裏剣。残弾は無限。 鎖分銅 腕部に内蔵されている。敵を絡め取ったり、ロープ代わりにも使える。 【人物背景】 かつて地球を訪れたラドリオ星人が、連れ去った忍者達の能力と姿を模して作った自律機動兵器。 戦艦エルシャンクの危機に突如現れ、圧倒的な戦闘力で敵を駆逐する。 初期は無人で暴れまわっていたが、終盤は地球人ジョウ・マヤと合身し、彼の操縦(=融合)で戦うようになる。 【マスター】 レオパルド@ニンジャスレイヤー 【マスターの願い】 無敵のニンジャ、そして世界の王になる 【weapon】 ダイヤモンドチタン製の爪 【能力・技能】 常人の三倍近い脚力 【人物背景】 ◆忍◆ ニンジャ名鑑#103 【レオパルド】 ◆殺◆ ソウカイヤの末端ニンジャ。ニンジャソウルの憑依から日が浅く、甘さが目立つ。 常人離れした脚力と両手に装備したクロー以外に、これといった特徴は無い。 トイの外見は、バンディットを素体にクローを足しただけという挑発的な内容であった。